映画「最低。」
(ちょっと性的な内容を含みますので注意)
なんとなく借りてきて観た。
自分はDVD借りることは滅多にしないです。まず映画に興味がないので、借りるのはだいたいクレヨンしんちゃんとかのアニメです
でもなんかタイトルに惹かれた
「最低。」って漢字2文字(に句点)
漢字2文字に惹かれることは多々ある
特に小説
「贖罪」「少女」「母性」「望郷」「告白」「境遇」「絶唱」「群青」「共鳴」「深爪」「男役」「娘役」「何者」など、、
(ほとんど湊かなえやないか!!)
内容はAV女優のそれぞれの人生、家族、その道に進むまでの過程を描いたもの。
「人生だなぁ、、」
と思ったのが最初の感想かな、、。
「AV女優だって立派な職業」と誇りを持って仕事をしている女と、その母親とのストーリー、
夫とのレスを解消するため、夫の気を引きたいがためにAV女優になることを決める35歳主婦(美人)、
母親が元AV女優で、その元夫もAV男優だったという事実を同級生から知り、噂され絶望する高校3年の女子、
それぞれ同時進行していく別々の物語と思いきや、なんと繋がっていくんですね
AV女優に誇りを持つ女とその母親は、2人の気持ちどっちもわかるなぁ、、と思った。どんな職業だって、後ろめたく思う必要なんてないと思う気持ちもわかるし、母親が女を泣きながら引き止める気持ちもわかる。自分の娘がそんなことしてたらどんな母親でもそうする。でも最後には母親は理解を示し、女も母の偉大さ、受け入れてくれた優しさに涙が止まらなくなる。
まあこれは映画ですけど、、
でも実際絶対ありますよね、、
必ずしも、光に当たる仕事だけが「仕事」なわけじゃないんだな、、。ま、詐欺とかそういう犯罪は論外ですよ(꒪꒳꒪;)
でもきっと並大抵の覚悟じゃやっていけないことは確かですね。リスクだってあるし。